仙台藝術舎/creekは、次世代のアーティストやアートに携わる人を育てる学校です。

東日本大震災以後、私たちは混迷する社会を目の当たりにし、それに翻弄されてきました。この行き詰った資本主義社会の中で、私たちは教育から排除されつつある藝術を糧に闘っていかなければならないのです。

21世紀の新たな価値観のもと、藝術表現が現実の社会のまえに疲弊し、消費されることに抗いながら、その真の意味を発揮し生き抜いていくために「仙台藝術舎/creek」をここに創立します。

「creek」には「川、流れ、支流」という意味があります。「いくつもの支流が合わさり本流を形成する」ように、「仙台・宮城から生まれる新たな表現・表現者が支流を作り、それらがやがて本流と成り得る」という思いを込めています。

現在の社会の中で藝術の教育環境を共創するという試みは、実験的であり挑戦的だと考えます。しかし同時に、必ずやこの支流が大きな流れとなって仙台にたゆたうであろうことを確信しています。

仙台藝術舎/creek 代表 関本欣哉

仙台藝術舎 概要

受講期間

第二期:2017年6月~2018年3月
コース① : レクチャー + ワークショップ
コース② : レクチャーのみ

講座スケジュール

第二期(2017.6-2018.3):
全21回+特別講座5回程度 (1回90分)
①は、これに  ワークショップ(制作・講評)
--------------
【日程(変更の場合あり)】

□コース共通 : 各 19:30-21:00予定

五十嵐 太郎 : 全7回
6月29日(木)、8月29日(火)、9月7日(木)
10月31日(火)、11月28日(火)、
12月19日(火)※12/19は18:30-20:00、20:00~課題発表 、2月8日(木)
青野 文昭 : 全7回
6月21日(水)、7月4日(火)、9月13日(水)、
11月8日(水)、12月14日(木)、
1月11日(木)、2月21日(水)
清水 建人 : 全7回
6月24日(土)、7月29日(土)、9月16日(土)→22日(金)に変更
10月7日(土)、12月2日(土)、
1月27日(土)、2月24日(土)

□コース① は 上記+月1回程度のワークショップ


◎workshop-1
日時:8月8日(火)19:00-21:00
講師:大嶋貴明(美術家)

◎workshop-2
日時:10月20日(金)19:00-21:00
講師:大嶋貴明(美術家)

□コース共通で、5回程度の特別講義

-----------
◎特別講義-1
10/21土曜日 19:00-20:30
講師:千石英世
(アメリカ文学者、文芸評論家、立教大学名誉教授、京都産業大学客員教授)
--------------

(さらに…)

会場

A.仙台藝術舎/creek  アトリエ
*電話、郵便は大手町ターンアラウンドへ
仙台市青葉区錦町2-5-49-1階
(仙台駅又は
地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩10分)

B.ギャラリーターンアラウンド
青葉区大手町6-22-1階

定員

第二期
コース① :
レクチャー + ワークショップ
20名程度
コース② :
レクチャーのみ 3名程度

対象

学生、20~30代で美術について学びたい方
(限りではない)

受講料

第二期
6万円
(学割5万円 、継続の方は4万円)
*上記+月/2千円で、
講義以外の日もアトリエを共同利用可能
(曜日指定・規則あり・使用目的確認)
*①は授業内容により教材費が発生する場合あり

-----------

〇支払方法

初回に全額を現金
又はクレジットカードでお支払い下さい
*②の教材費は当日現金のみ
*一旦納入された受講料は返金できませんのでご了承ください

〇やむを得ず分納を希望する方は事前にご相談ください
分納の場合はクレジットカードによる分割をおすすめします
(クレジットカードのお支払いは一括のみの対応です。
ご自身でお支払い方法を分割もしくはリボ払いに設定していただくことにより、分割払いが可能となります)

その他、お問合せください。

講師紹介

青野文昭氏

青野文昭氏

美術家
五十嵐太郎氏

五十嵐太郎氏

建築史・建築批評家/東北大学教授
清水建人氏

清水建人氏

せんだいメディアテーク学芸員

市原研太郎氏

美術批評家

特別講師(予定)

O JUN氏

美術家

特別講師

千石英世氏

文芸批評家

特別講師

Message

学生時からずうと同じようなテーマで制作活動をしてきましたが、それと並行して一種の思索活動も続けてきています(ウェブサイト「表現のみち・おく」に一部まとめています)。
「この地球の果ての極東の島のかたすみで、どのような造形表現があったのか?ありえるのか?ありうべきか?」という、、簡単に言えばそんな様な茫洋とした命題を、自分なりに、かなり最初期の段階からかかげてきました。しばしば制作に割く以上の熱意と時間をつぎ込んできたように思えます。制作活動と思索は血を分けた兄弟の様なもので、全く違うことの様でもあり、通い合っている様でもあり、対立し合う様でもあり、今後どうなって行くのか自分でもよくわかりません。
これまで、そういった自分なりの模索の過程で、様々なことに気づかされ、かつ類推し、いくつかの仮説を立て、時に文字にしたため、あるいは制作活動に反映させ、あるいは作品をめぐる判断基準を育み、しかしその痕跡の多くはそのつど放置されてきた様に思います。
今回、幾人かの志のある方々と共有の場を持ち、あえてその中で俎上にのせながら、新たに議論を高めていければと願っているところです。

青野文昭氏からのメッセージ

青野文昭氏からのメッセージ

僕は学部のとき、もともと建築史の研究室に所属していたのですが、大学院のときに建築家志望の原広司研のメンバーと同人誌を制作したり、複数の読書会を開催したり、展覧会を企画したことをきっかけに現代建築の批評を行うようになりました。その後、建築・都市論を執筆する一方、美術批評家の椹木野衣さんがKPOキリンプラザの展示委員に僕を推薦したことから、キュレーションや美術の分野に関わりはじめ、あいちトリエンナーレ2013やヴェネツィアビエンナーレ日本館のコミッショナーをつとめました。
今回の講義では、こうした同時代的な経験をもとに、批評に必要な態度や習慣を説明しつつ、主にゼロ年代以降の動向について、以下のようなことを考えたいと思います。展覧会をどのように見るか、また展覧会をどのように企画するのか。美術や建築の作品をどのように鑑賞するのか。批評をどのように読むか、また批評をどのように書くか。
なお、講義では、現代の状況を理解するうえで重要な論文をあらかじめ読んでもらったり、期間中に仙台で開催されている展覧会や仙台の建築などを素材にして、実際に文章を書いてもらうといった課題も出して、討議を行う予定です。

五十嵐太郎氏からのメッセージ

五十嵐太郎氏からのメッセージ

15年ほど仙台で視覚芸術に関わる仕事をしてきました。そのなかで考えてきたことをもとにしながら、最新の動向を追いかけるのではなく、また「アート」を自明のものとせずに、私たちが日々を暮らすこの仙台の中で、地に足のついた魅力ある姿というものを参加者の皆さんと探求したいと思います。
あの震災によって、過去20年、いや70年かもしれない時間とともに暗黙のルールのように固着した私たちのさまざまな価値観がゆらぎました。そのゆらぎは私たちが「アート」と呼称する表現行為についても同様のはずです。それは本当に普遍的な価値を持つ事象なのか。あるいは刹那的なゲームの消耗品なのか。そのことを考えていくためには、過去に目を向ける必要があります。現在までにどのような変遷があるのか、藝術をおこなう人は何と格闘してきたのか。近しい過去、例えば90年代はどうか、あるいは80年代はどうだったのか?または、その好事例は国内だけではなく、海外にあるのかもしれません。
参加者の皆さんとともに、この地域から立ち上げていく理想のかたちを見定めるために、遡行的な問いかけを恐れずに私たち自身が仕掛け、それぞれに解釈していく機会をつくっていきたいと思います。

清水建人氏からのメッセージ

清水建人氏からのメッセージ

応募方法

●申込方法 ①名前②住所③電話番号④メールアドレス⑤参加動機をメール・FAXにてお知らせください。 ✳申し込み多数の場合は、面談等により選考を行います。 ●申込締切 定員に達するまで随時受付
受講料は初回にお支払いください。一旦納入された受講料は返金できませんのでご了承ください。